続・踊る大捜査線…ではなくて大捜査戦

もう何10回とかではなく何100回捜索した事だろう。Iさんのもの忘れは愛きょうを通り越して病気の域に達している。その度に「あんたに渡したやろ?」と来るのだ。今回もそのパターンだ。でも私の手には受け取った感覚の記憶が残っていない。しかし、考えていると微かに残っているようにも思えてくるから不思議。これは洗脳という事の始まりかもね。
そこで我テリトリーを捜索してみた。すると見なれぬ袋が…
中にはIさんのパスポートが入っている。着き付けると「あっ。忘れてた」との事である。
本来の鍵は車のゴミ箱にあったらしく「あったあった」と楽しそうに振り回しながら入ってくてきて一言。
「俺様はよく無くすけど絶対出てくるねん」と豪語。何言うてんねん!  周りのみんなの協力があったのをお忘れか???
なぜあのゴミ箱にinしたのか? 「あんたが間違って捨てたやろ」と来たのだ。何言うか。パスポート見つけてあげた恩人にむかって。
冷たい空気が流れるまま車で買い物にでかける。席に座った途端、真相判明!
ポケットにキーを入れたまま座る→お腹が出ているのでポケットの口が開く→その口はちょぅどコミ箱の口に向かって開いている→二人は叫ぶ「犯人はこれや」 ポケットが悪いのか 滑り落ちたキーが悪いのか そこにあったゴミ箱が悪いのか 出過ぎたお腹が悪いのか
考えた結果財布に繋いだのだ。   結果は歴然。いつか財布ごと無くすこと必死! 皆さまよろしく。拾った人には一割進呈 とか。     M.Y