しばらくのご無沙汰でした⑭


1/14にM病院に入院し、27日に手術。2/24にM系列のリハビリ病院に転院した。
この病院に移った時、一枚の紙を渡された。その中に本人が望む回復度を書く欄があった。
?、貴女は一体どの状態でここを退院したいのか と聞いてるのだ。〝完璧に治して見せます〟ではなくどこら辺で手を打つか ってことらしい。
考え様で、これも分かり易いし納得しやすいよな。ちょっとした自己責任やなぁ。
私だって何時までもダラダラとリハビリ入院だけで時間を費やしたくは無いのだ。せっかく聞いてくれてはるねんから、はっきりこっちの意見も言うた方がええやろ。私は、自分の身体的能力のハードルは低く設定してもOKだ。だがその分意欲のハードルはもっと高く設定したい。
『杖を持って5歩あるけ、階段を三段登れ、トイレ、入浴を一人で安全に出来ればいいです。これだけ出来れば今の世の中たいていの所は行けるし、日々の生活は車椅子でOK。期間はひと月と決めているのでよろしく仕上げて下さい。当然私も頑張ります。4/8日にコンサートの予定もあるし、他の予定も詰まっていて私はとても忙しいのです』と書いておいた。

後で聞いた話によると、あんなにはっきり書いた人は初めてだったらしく、職員一同びっくりしたらしい。
言った以上私だって頑張りましたよ。それを支えてshinyaはんも頑張ってくれました。
だから毎日のリハビリ生活と微々たる回復が、楽しかった。そしてスタッフさんとの関係もすごく面白くなったのだった。
                                                         M.Y