エスプレッソも芸術の味


ストックホルムは何所を見ても、何所を撮っても美術品なのだ。この雰囲気に包まれていたら誰でもが芸術家になれるのではないだろうか。
この空気。この色合い。息の詰まるような重厚さ。吹く風さえもピアノの音に聞こえる。
そう言えば、フジコ・ヘミングもこの街でピアノに溺れる生活をしていた。やっぱりなぁ ここにいてたらピアノでも奏でてみたい気になるね。
なんぼその気が起こっても、弾けない者はやっぱり弾かれへん。せめて美味しいエスプレッソでも飲んで街ゆく人を眺める事にする。














     M.Y