喜怒哀楽

(歌っているのは貞子ではありません)
若いときと今現在と、自分はどんな風に変わったのかと
考えてみた。
感情の方が理性よりも先に立つ性質は
あまり変わっていないように思う。
顔に出すかどうかを別にして、
すぐに腹が立つし、簡単に感動して涙を流すし、
よく笑ってたまに落ち込む。
そういうタイプの人間だということで
得をしたこともあるし損をしたこともある。
そういう自分を嫌いではないので、
直そうという気は全くない。
そんな自分の中で、
恐怖という感情だけが子供のころから比べると
ほとんど無くなっている。
昔はテレビで怪談をやっていると
どきどきしながら見ていたし、
夜寝るときにも天井板の木目が人のように思えて
恐ろしかった。
今ではそういうことはあまりない。
多分穏やかな日本に暮らしているので
平和ボケしているのであろう。
世界のたくさんの国で夜も寝れないほどの
恐怖を持って暮らしている人達がいるのを
忘れてはいけないと思う。

shinya