難しい事はわかりまへん

ある所から文章を頼まれた。いざ書く段になり引っ掛る事が出て来た。
ハートビル法と言う言葉。  頭と感覚では分かっているのだけど、しっかりと正しく理解しているか、と言われるとちょっと疑問。
早速調べてみた。
高齢者、身体障害者等が円滑に利用出来る特定建築物の建築の促進に関する法律』やっぱりな。難しい言葉と、やけに廻りくどい説明だけが続き、細部まで分けて分けて羅列してある。
こんなに事細かに書いとかなあかんのか、法律って。
そして、まだまだ調べて行くと『目からうろこの制度情報』にヒットした。これが面白く、わが意を得たり だつた。以下全文記載
(通称*バリアフリー新法)
ちょいとかみくだきました。
「法制定の目的」
高齢者、障害者等がいろんなところへ簡単に行けるように、いろんなことをしなさい。そうすれば、みんながハッピーになれるはずです。  

「法制定の背景」
ハートビル法と交通バリアフリー法というのがあるけれど、ひとつひとつ決めていたらキリがない。(そんなことはない)。
ここで、バァンとひとつで決めてしまえば、こちらもあちらも楽だ。(こちらが何か、あちらが何かは知りません)もうハ―トビル法と交通バリアフリー法はいらないでしょ。

「法の施行について」
お国、地方公共団体、施設設置管理者、国民さんは以下の事をしなさい。 お国は当事者や関係者の意見を聞いて、基本方針を決めなさい。またその方針を常に改善していく事を考え、その方針に皆がしたがってくれるようにいろいろがんばりなさい。バリアフリーの必要性を訴え、国民さんに協力してもらえるように、アピールしていきなさい。地方公共団体はお国の方針にみんながしたがってくれるようにいろいろがんばりなさい。施設設置管理者は新しくものを作る時は、みんなが使えるように造りなさい。また今ある物はみんななが使えるようにしなさい。
国民さんは、高齢者や障害者等が自立した生活をすることの大切さを理解して、みんなが使えるものを作ったり、状況をつくったりするのに協力しなさい。


とあった。これでええねん これが全てや
なんもむつかしいことあれへんやん。
国民さんよろしくね〜
                                 M・Y