長らくのご無沙汰でした  ①




1/14〜4/7までの入院生活から解放され、やっと娑婆に放流されましたぞー。
14から27日までは血糖値との戦い(?)で退屈そのもの。電動車椅子で病院の隅々まで探検し、積ん読書だった本と漫画を読みまくる日々。漫画だけでも“仁”全巻“テルマエ・ロマエ”全巻“リアル”全巻。読み辛くて手着かずの物をを数冊。ベストセラーズ物も何冊か読む事が出来た。

去年の9月に倒れ、病名がはっきりしたのは今年の1月だった。
脊柱管狭窄症と思いきや 変形性頚椎症だった。脳性マヒによる二次障害とのことだった。

そんなこと今言われてもどうしょうも無いやんか❣
今までこれで頑張ってきたんや❣  その代償がこれなんか❣

悔しくもあり、悲しくもあり、切なくも、腹立たしくもあったけど、見据えるのは明日からの日々。
私は生きていかなあかんねん。まだしたい事一杯あるねん。待ってられへん。
手術の決断は早かった。

先生の診断は
「完全に元通り、とは無理で60%と思っておいて下さい」とのこと。
「どぅせ私の最終章は車椅子生活、と思ってたから全快のハードルは低くてもいいです」
「いやいや山口さんならパラリンピック目指せますよ」だって。
   そんなバカな   と苦笑いしながら27日手術に向かう。


6時間後私はICUにいた。
いろいろな妄想を見た。色々な人の声や音も聞こえた。 今でもあれは現実やったんではないか、と半信半疑でいる。

次の日から、生きながら人間の進化をたどる事となった。

食べる事 出す事は機械任せ。足動かない 手も動かない 身動きできない 座れない もちろん立てない ただ笑えて喋るだけ。


                                              M.Y