どこまでも続く苦しみ


難波の高島屋に行ってきた。
北朝鮮に拉致されたご家族のイベントに参加するためである。
込み合うのを予想して早目に現地に着いたのだが、
すでに現場は超満員、とても近づけない。
用意されたモニターの前もすでに人垣が出来ている。
10年程前にも同様の趣旨のシンポジュウムに参加したのだが
その時はかなり大きいホールであった記憶があり、
今回のような小さいスペースでは
誰が考えても無理がある。
関係者が必死で通路を確保していたが
少し間違えれば事故に繋がるような状態であり、
危険を感じた。
イベントが始まり画像はモニターで見る事が出来るのだが、
音が全然聞こえない。
人が満杯なので一度確保した場所を離れると二度と戻れないのだが
意を決して関係者に交渉にいった。
何度も押し問答をした結果、音声のレベルは上がったのだが
テストもしていなかったのだろうか。
モニターでしか見れなかった拉致事件の被害者のご家族は
当たり前の話だが前よりお年を取られている。
この問題は時間との戦いである。
自分自身何が出来るか考えてみるが,
なかなかいい案は浮かばない。
結局のところ政治家に託すしかないのだろうか?
せめて真剣に取り組んでくれる人を選びたい。
口先ではなく行動してくれる人を知りたい。

shinya