安全神話の崩壊


大阪のミナミで悲惨な事件が起こった。
場所は心斎橋から少し入った、
飲み屋街からはちょっと離れた
昔ながらの景色が少しは残るエリアである。
東に向かうとすぐに小学校があり、
そこは私の母校であり、
事件現場にある「北村」さんは
よくお世話になったすき焼き屋さんである。
私が生まれ育った思いでの地域でこんなことが、
本当は信じたくない。
もう日本に絶対安心な場所なんてないのだろう。
「誰でもよかった」という動機で襲われると
防ぐ手当てなど我々にはない。
今さらと言われようと教育を見直さない限り
この状態を打破出来る秘策は他にないのだと
私は思う。

shinya