河南の人間国宝


昨晩、我々和我間々の紙芝居の同志である、
宮本住職のパフォーマンスを見に行った。(宮本さん、勝手に名乗ってすいません。)
場所は大阪南津守の「白寿苑」というりっぱな特老である。
ここは同志が最初に紙芝居をなさった所で、
こんな所にこんなでかい建物があったのかとびっくりするくらいの
スケールである。
時間になって利用者の方々が一人また一人とホールにやってくる。
それに対して一人一人挨拶をされる住職のなんともやさしい笑顔、
うれしそうな利用者さんの表情を見ると、
それが私達にも伝染する。
とてもここちよい伝染である、怖くはない。
宮本さんと利用者さんとの微笑ましい対話が終わって
紙芝居が始まった。
この日の出し物は「意地悪くん」というお話だ。
自分の少し変わった名前に悩んだ主人公が街に出て、
色々な人達と出会い、名前に触れ、
いつしか自身の名前に対するコンプレックスから卒業するというお話である。
私自信も自分の名前に悩んだ時期があったので
フムフムと納得させられた。
いつもながら自然な語り口と独特な絵のリアリティーに引き付けられる。
あっという間の楽しい時間でした。

宮本さんにお聞きすると、この場所での出前だけでも
すでに100回を超えているそうです。
私らも頑張らなくっちゃと思いました。
あ、そうそう
宮本住職は関西テレビの「よーいドン」という番組に
出演されるそうです。
8月の3日か15日かどちらかの
隣の人間国宝というコーナーらしいです。
楽しみ〜

shinya