行け!みんなの夢守るため


私達”和我間々くらぶ”の活動で一番力が入っているのが
綿雲座の紙芝居である。
標準語ではなく大阪弁や岩手弁を駆使して、
リアリティーを追及している。
それに生音楽を組み合わせるのでけっこう評判はいいのだ。
ところが一つ問題があった。
小さい子供たちに見てもらうことが多いので、
いっしょに歌でも唄おうと思うのだが、
いい歌が見つからない。
私の大好きな小学校唱歌はどうも時代遅れらしい。
「なのはなばたけに いりひうすれ」といっても
どうも外国語に聞こえているようなのだ。
といって最近のロックっぽいアニメソングはいやだ。
困っていたところ、昨日やっとひらめいたのだ。
ヒントをくれたのはお気に入りのFMココロである。
東日本のある避難所で、ある人が子供たちを元気づけようと
アンパンマンを歌ったら、大合唱になったというのだ。
DJ曰く、その話を聞いて自分でももう一度聞きなおすと、
なかなか深い内容の歌であることに気が付いた、
だから今から思い切って流します、といい、
本当にアンパンマンマーチがラジオから流れた。
おそらく開局以来初めてのことだと思う。
確かにいい、心に響く。
「なんのために生まれて 何をして生きるのか
 こたえられないなんて そんなのはいやだ!」
言葉はシンプルだがちゃんと伝わってくる。
当分この唄をやることに決めた。
おなかをすかせた仲間に自分の顔をちぎって与えるヒーロー、
今そんなヒーローをみんな求めている。

shinya

p.s. 沖縄のかずさん、丁寧なコメント有難うございます。
   かずさん達もこの唄気に入ってるんですね。
   きっと三線とかも入るんでしょうね、いいなあ。
   私はギターだけでがんばります。