笑いについて考えた

朝、起きてテレビのスイッチを入れると、
画面に桂 枝雀が映っていた。
ニュースかマスターズでもやってるかな、
という軽い気持ちでいたのだが、
思わず画面を見入ってしまった。
南光とアナウンサーと対談形式で番組が続くのだが、
昔の弟子達との雑談とか、新作落語とか、
久しぶりに見る枝雀さんは相変わらず面白い。
やはり優れた芸は、時代を越えるんだと思う。
(第二回もやるそうなので桂 枝雀ファンは要チェック!)
朝から楽しい気分になって、
住吉さんに散歩に出かけた。

昨日、ご神体を移動する行事があったので、
まだ片付けが終わっていない。
一番奥の、第一社で手を合わせていると、
横にお父さんと幼稚園くらいの男の子がやって来た。
どうやら親子のようである。(普通はそうやろ!)
二人の話声が聞こえる。
子供 「この奥に何がおるん?」
父  「この奥には神さんがいてはんねん」
子供 「神さんて偉いんか?」
父  「そうや、神さんはものすご偉いんや」
この次の子供の質問が面白かった。
子供 「ほんなら神さんと大統領とどっちが偉いん?」
父  「・・・・・・」
思わず吹き出しそうになった。
やはり大阪人やねんから、お父さんには
「あんなー、神さんはようけおるけど
 大統領はそんなにおらん、
 だから大統領のほうが偉いねん!」
ぐらいは言って欲しかったのだが。 
それにしても首相では無く、大統領というのは
ちょっと問題かもしれませんねえ。
  
shinya