異文化を知る

今日本の若者がなかなか海外を目指そうとはしない。
留学はもちろん、旅行にすらあまり興味を持たない。
アメリカや欧州に憧れを持った我々の時代とは全く違う。
ナゼ海外を目指さないのと聞くと日本にいる方がずっと楽であり
アメリカやヨーロッパに学ぶものは無くなった、と彼らは答える。
それは本当ですか?と私は問いたい。
戦後日本が目標としたのはアメリカであり、ヨーロッパの文化や思想とは全く違う。
そもそも海外に行くということは日本しか知らなかった自己がもう一つの指標を持つこと。
先進国では無く、途上国にも学ぶことは一杯ある。
表面的なものだけを見て、もう日本は他国に学ぶものは無いと断言するのは、ただの傲慢でしか無い。
私は日本の先人にもっと学びたいし海外の人達にも優れた知恵を教えて欲しい。
私は、何でも知っているというような浅はかな人間には成らないようにしたい。

shinya