アア、アッツイー


若いころ仕事でよくインドにいった。
生まれて初めての40度越えを経験した。
張りきる私に対して現地の商社マンはまったく働く気がないように私には見えた。
10時から商談を始め12時にはお昼休み。
そのままりっぱなカントリーハウスでゆっくり
2時になると仕事を始めるが4時には終了。
商社マンに聴いてみた。
こんなペースで良いんでしょうか?
彼らは答えた。
これぐらいにしないと死にます。
何日か過ごすとその意味が段々分かってきた。
身体の異様なだるさ、食欲の減退。40度は人間が耐えることが出来る限界を越えている、そう感じた。
今インドでは50度超えだとマスコミは伝えている。
日本でもまだ五月だというのに連日真夏日を突破している。
本当に気を付けなければいけない。
暑さで死に至るのは実に簡単なことなんである。

shinya