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一筋の 繋がり抱く 年賀状

毎年12月に入るとイライラ、ピリピリ、ドキドキしながら「何で毎年こんな思いせなあかんねんやろ。いっそ辞めてしもたらええねん。法律で禁止したらええねん。勝手な時たけ憲法改正したがる癖に…」と煩わしく思いながら続けているのが年賀状だ。でも、元旦に届く年賀状にワクワクするのである。
特に今年は幸せいっぱいの年賀状が何人かからきた。
一人の友人の年賀状には参った 参った❣ 彼は画家のひよこで、一枚一枚手書きのものをくれる。去年はそんな力作の賀状が6月に来たのだった。
今年は見事な賀状が無事7日に届いた。良く見ると官製はがきなのだ。
きっと夏ぐらいから書いていてくれたんだろう。年賀状発売まで待っていたら6月になってしまうのが分かっていたからや。
うれしいなぁ。この誠意ありがとう。
そしてまた一人、思わぬ人からやってきた。
一昨年直島に草間弥生のにアートを観に行った時、見かけたカップルがいた。なつかしい青年の面影に重なる顔かたちで、思わず声を掛け、写真まで撮らせて貰った若いご夫婦からだった。飛び上るほど嬉しかったわ。
もう一人そんな人が。
以前鯖街道で美味しい鯖寿司にめぐりあったことがある。
お正月に食べたくて宅配便で注文したら4日にとどいた。早速食べると、思っていた通り感動する美味しさなのだ。どんなおせちより美味しく、思わず余っていた年賀状に“今食べています。美味しくて 美味しくて とても良いお正月になりました”と書いて出してしまった。
そんなことせんでもええねんけど、まぁ残ってる年賀状やし  と思っていたら、なんと、返事が来ましたよ。
それも、平成27年の初日の出の写真をプリントしてある手書きの賀状が。
すばらしい出だしだ。きっと一杯の人と繋がれる年になれそう。
豊な温かさを感じた年の始めだった。 
                           M・Y