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赤のイメージ


昨日久しぶりに赤ワインを開けた。
このごろは夏になるとめったに赤ワインを飲むことは無い。
日本の高温多湿な夏では白ワインや発泡の方が圧倒的に飲みやすい。
だから夏場は家にはほとんど赤ワインを置いていない。
たった1本だけあったピノノワールを開封した。
チリ産のボトルだが、色も味もなかなかの物であり、充分楽しめる。


なぜ昨日赤ワインを開けたかというと、
昨日の朝、古い友人が亡くなったのを知ったからである。
彼女は赤ワインが大好物だった。
飲み屋で何を飲むか尋ねると、
「あなた私と何年付き合っているの? 私の飲むワインは赤に決まっているでしょう!」
とえらそうにのたまっていたのを思い出す。
5月か6月か、最後にあった時には随分痩せていた。
飲むのも食べるのもつらいようだった。
「もう会えないかもしれない。」そう思って覚悟した。


ルビー色の液体を眺めながら、もう一回だけいっしょに飲みたかったなあ。
でも心配しなくていいよDさん、
私があなたのぶんまでいっぱい飲んであげるからね。
さあ今日も飲むぞ〜。

shinya