しばらくのご無沙汰でした⑦

転院決定!
この病院での治療はここまで・ということでリハビリ専門病院に転院した。
一度家に帰って、服とか靴とか身のの周りの物を揃えてから転院するものと思っていたのに、さに謀らんや、寝台車でパジャマのままの転院となった。そして、すぐにリハビリ開始。 そんなあほな〜 着替えも何もかも無いやんか!
考えた末、箪笥の絵を描き入っている物を書き込んだ。そして、何回も運んでもらう。
あぁ、整理しておいてよかった…と、つくづく思った。

それはさて置き、早速のリハビリ。
平行棒で立つ、歩くことから始まった。まったく思い出せない。
立つってどうやった! 歩くってどうやった! 今までどうやってたんやろ!
どうしても思い出せないのだ。若い療法士さんが一生懸命にサポートしてくれるけど、身体は聞こうとしてくれない。


遠い昔、二足歩行を始めた北京原人の偉さを今、思い知った。
やおら療法士さん、リハビリ室の隅にぶら下っている人体骨格模型を引っ張って来た。
そして骨格の説明をしてくれる。
これが途轍もなく面白いのだ。
人間って凄いんだ。
これだけの骨と、筋肉と、内臓を足の裏だけでバランスを取り支えているのだ。

知ってはいたが、改めて感心すること頻り。
 勉強になりました。

                                                                                               M・Y