9月のフィンランドにて ②

ヘルシンキから2時間程の距離にある、
トゥルクという町に行った。
この町で学んでいる知人を訪ねるためだ。
知らない国で待ち合わせをするのはスリルがある。
もし会えなかったらどう行動するか
いつも想像してしまう。
こういう時にはお互いが携帯を持っていると
便利ではある。
しかし心配することもなく無事合流出来た。
トゥルクは還暦を迎えた私にはちょうどいいサイズだ。
駅から町の中心には10分程度の距離であり。
そこから町を貫く川までは遠い道のりでは無い。
広場のメルカートで少しだけ野菜とブドウを手に入れて
川に向かう。
川沿いには素敵なレストランやカフェが並んでいる。
船を利用したレストランも魅力的だ。
人通りが少し途切れた所のレストランに入る。
各自メニューを見ながら料理を選ぶ、
メニューを見る限りは当たりのような気がする。
スープやサーモンのソテーもうまかったが、
このリゾットがなかなかのものだった。
イタリアだとリゾットの上にトッピングとかは
あまりしないのだが。
こんな風に飾るのもアリだなと思った。
気温は15度前後、
ドライな白ワインと共に頂くランチは
最高の時間であった。


shinya