還暦になりました。


奈良の友人宅へ伺った。
食事の後、サプライズで手作りのケーキが出て来た。
果物がいっぱい入ったパイの上には
60本のロウソクが立っていた。
パイの隅から隅までロウソクでいっぱい、
肺活量が自慢の私でも1回では消しきれなかった。
うわあ、こんなに俺は生きてきたんやと思う。
俺の命の分量がこのパイの面積だとすれば、
もう新しくロウソクを立てるのは無理やんか。
でもこう考えることにした。
まだ側面はいっぱい空いてるやん、
ちょっとブサイコやけどまだもうちょっといけるぞ。
この考え方、ちょっとええと思いませんか?
それにしても美味しいパイを焼いてくれて、
その上に目いっぱいロウソクを立ててくれた
Kファミリーの皆さま
有難う。

shinya