まだまだ出てくるぞ〜


スポーツの練習現場における体罰問題が
どんどん広がっている。
そもそも今まで問題視されなたかったのが不思議だと思う。
私は中学の時にサッカー部に数日、
高校では剣道部に数日席を置いたが、
両方とも長続きはしなかった。
原因は運動部の持つ独特の雰囲気である。
新入生は最下位で、上位のものには
完全なる服従を求められる。
口答えなどはあり得ない。
身体に暴力を受けたことはないが、
先輩やコーチによる言葉の暴力は
今でもしっかりと覚えている。
身体に受けるもの、言葉によるもの、
どちらも本来スポーツにはまったく
不必要なものでありながら、
日本のスポーツ教育の現場では
まかり通っていたものである。
そういう教育を受けたものが、
また次の世代に同様のことをする。
まさに家庭内暴力の連鎖の構造と同じである。
元野球選手の桑田氏は言った。
「私は体罰を受けて愛を感じたことなど
  一度も有りません。」
まったくその通りだと私は思う。

shinya