そのパワー  貴女は偉い!!

あんまり綺麗にもしてくれへん美容院が、時間とお金をやたらに掛けさせるのは詐欺ちゃうか!   元が悪いから仕方ない ってか! もしそうであってもちょっとはましにしてくれや。
あまりの仕打ちに何年も通い続けた美容院を変えた。
そこは兎に角安くてまあまあ巧い。チケットで、やって欲しいコースを券売機で買うのだ。そのシステムにもびっくりしたが、一人の美容師さんに目が点になるほどびっくりした。
彼女は明るくて、元気があって、楽しそうで、兎に角ラジオがいらんのだ。延々と喋っている…というか会話を楽しんでる。彼女はちっちゃいのだ。小さすぎて足継ぎに乗って仕事をしてるのだ。お客さんの周りを足継ぎと共に移動する。その可愛いこと、見事な手さばき 口さばき。感動したよ。
昨日やっと彼女に当たった。最初は私も無口だったよ。でも、シャンプー台に座る時彼女が言った。
「すみませんがこちらの台に座って下さい。私専用で低いんです」見るとほんまに低い。何ともいえず彼女を見ると如何にも楽しげに笑っている。もう遠慮なく爆笑したのだ。
それからは感動的な話に時間を忘れた。普通美容師になるためには学校にいく。でも彼女はあるお店に飛び込んで どうしてもこの仕事がしたい! でも私は小さい(138㌢)でもやりたい! と言ったんだって。そしたら店長さんは うちでやってみて下さい。出来ない所は貴女に合わせるか、やりやすいように考えよう って言ったって。これってすごいよ。 飛び込む方もやけど店長さんはもっと凄いと思う。これこそパワーの引っ張り合いだったんや。そこで働きながら学校に通い資格を取ったんだって。彼女の明るさは人を引き付ける。お客さんの中に大工さんがいてはった。その人が彼女の為に立派な足継ぎ台をつくってくれ、お嫁さんにしてしまったらしい。彼は大きくてがっしり系とか。
「ぎゃぁ、いいねえ。豚に蝶々といったところね」と言ったら さすがの彼女、黙ってしまった。  ごめん
その後は楽しくていろんな話をした。彼女は今までお世話になった人達や協力してくれた先輩方のことは忘れない。その人達のお陰で今も仕事が出来る と言っていた。そして、来年には二人の子供のママになるそう。 蝶々ママさん 素敵だよ〜 
私のブログで紹介したいので、是非写真を撮らせてください とお願いした。もちろん店長さんにもね。
そして、shinyaはんにカメラを持ってきてもらいこう言う結果になりました。
お店は我孫子にある 伽羅 というところです。
                             綺麗になったM.Yでーす