恐竜展で考えたこと


大阪市立自然史博物館に恐竜を見にいった。
動きがリアルでありなかなかの迫力である。
あちこちで小さい子供達が泣いている。
可愛いな!と思って見ていると
あることに気が付いた。
泣いているのは男の子ばかりであり
女の子で泣いているのはまったくいないのである。
気になってTレックスの前でしばらく観察した。
日本男児は母親の胸にしがみついて
「怖い、あっち行って、いややー」と泣き叫ぶ。
それに比べて大和撫子はふーんという顔で
しっかりと恐竜を観察している。
確かに戦後、女と靴下は強くなったみたいである。

時間があまったので常設展にも行った。
いつもながら一番最初の展示場にあるゴキブリに
見いってしまう。
20cmはあるリアルなゴキブリを
システムキッチンに貼りつかせる必要が
はたしてあるのだろうか?
あと気になるのは「ナニナニがある時、ナニナニが無い時」
というこの表示である。
館内に2か所以上ある。
このフレーズを聞くとどうしても
豚まんを思い出してしまうのは
私だけなのか?
それともいくらかもらってんの?
やはりここもまぎれもなく大阪であった。

shinya