今週も鍋がおいしく食べれそうです


草間彌生展に行って来た。
彼女の作品を集中して見たのは初めてだったのだが、
あれだけの数が揃うと圧倒的な迫力を持つ。
今現在も創作活動を続けているのかはわからないが
相当のエネルギーを持った人だろうと思う。
顔がたくさん出てくる作品を見ていて
なんとなく精神疾患的なものを感じたが
帰って調べてみると幼少期に幻覚を見ていたらしい。
その経験が作品を生み出す動機になっているのだろうと
想像出来る。
今回の展示が大阪で開かれたこと(東京でも京都でもない)
印象派でもフェルメールでもないということで、
あまり人は見に来ないのかなと勝手に思っていたら
まだ午前中にも関わらず満員の盛況であった。
たくさんの若い人に交じって普通のおっちゃん、おばちゃんや
色々な障害者達も目立った。
アートに親しむ部屋に至る段差が
少し低くなったのかもしれない。
それはいいことである。


shinya