市役所のトイレ、もうちょっと何とかしよう


大阪市役所に行ってきた。
NPO法人についての説明を聞きにいくためである。
私は本を何冊か読んだので
役所で聞かされるであろう話はだいたい予想していた。
それなら何で行ったかというと、
Y.MさんにNPOとはなんじゃいなということを
解ってもらうためである。
2時間の予定で予約してた時間は
結局1時間ほどで終了したのだが、
もしこれをわたしが説明するとなると
多分1週間ほどかかったと思う。
先ず最初から真剣に聞こうという態度は無いだろうし、
途中でちゃちゃを入れて話しを違う方向に持っていくので
やたら時間がかかる。
それをわずかの時間で説明してくれたので非常に助かった。
最後にY.Mさんが一番聞きたかったことを質問した。
「それでそのUSJでもないNTTでもない、なんやったかな、あそうそうNPOちゅうのは
いったいなんぼかかりまんねん?」
担当者の女性は多分そういうぶっちゃけ質問をする大阪のおばちゃんには
いっぱい遭遇してきたのだろう。
にこっと笑ってこう答えた。
「あのねY.Mさん実は何か理想を持っている方がいて、
でもお金がない、そういう人のために出来たのがこのNPO
制度なんですよ、
だから私の今日の説明もタダだから心配ないですよ。」
さすがである。
大阪では役所もお笑いの素養がいるという
お話でした。

shinya