誰やねんこの人


紙芝居の新作が出来た。
今回は完全オリジナル脚本である。
メンバーであるM.Yさんの経験した実話をもとにしたものだ。
先日関西の生協の方々の集まりにお呼ばれして、
初演を行ったのだが、
『感動した!』とかの感想をいただき、
ほっとしている。
メンバーで作画も担当してくれたKさんの
悩みぬいたすえの原画が出来たのは
最後の練習日であった。
さあということで練習を始めた。
タイトルが出て、シャンソンが流れ、
それに合わせてM.Yさんの詩の朗読が始まる。
なかなか良い感じだ。
話しが進んで
いよいよ山場である主役がいじめっ子に遭遇するシーンである。
ところがである、
そのシーンの絵を見て私はひっくり返った。
「こ、こ、この女の子何もん?」
ものすごいキャラクターである。
よく見ると作画担当のKさんのようにも見える。
メンバー全員大爆笑である。
予想通り本番でも彼女の登場のシーンでは
観客は声をこらえて笑っていた。
でも、まあいいか、
我々綿雲座は楽しいのがモットーなのだから。

shinya