私、今、海の上に立っています

むかーし昔、鳴戸の渦潮を見に行くのに、私だけ置居テ来ボリにされたことがあった。その事を話したら、さっそく行って見る事になった。
明石海峡大橋は何度渡っても気持ちいい。
いっつも人間の凄さに敬服するのだ。
途中の休憩が悪かった。
いざ観潮船に乗ろうとしたら40分前に出てしまった、との事。残念なり。
「まだ潮の名残があるので、上から見れますよ」と教えて貰い、渡る事にする。
大分歩くがドンドン海の上に出て行く。明石海峡大橋の下を利用して、歩けるようにしているのだった。
おお!!
下が見えるように所々ガラス張り(?)になっている。
鳴戸側の荒磯に打ち寄せ、砕ける波が見える。
次の窓からは渦潮の余韻であろう泡の大群が畦っている。
遠くから帆船が来る

一番先まで行く。
ガラスの真ん中に立つ。
ゾクゾクする。  “ジャンプしないで下さい”とわざわざ書いてある。ということは?
大きな大きな泡の大群の上に居る。

春になったら本当の渦潮を観に来よう。
M.Y