あるドラマを見て


モリのアサガオ」を見終った。全編みた。
ここ数年ドラマを最後まで見ることはほとんどない。
まして民放のドラマなどありえない。
でもこのドラマは見逃すことは出来なかった。
毎回楽しみに待っていたというのでは無く見逃せなかったのだ。
「人をあやめたものは死を持って償うしかないのか」
重い課題である。
人には人を裁く権利があるのか?ましてや死刑という形で命を奪うのは正しいのか?
そういった意見には私は懐疑的である。
戦争を見ればわかる。憎しみは連鎖を起こすだけである。
しかしである。もし自分の大切な人が命を奪われたら。
その時に私は自身の感情を理性で抑えることは出来ないだろうと思う。
裁判員制度が始まり、誰もがこの堂々巡りの渦の中に入り込む可能性を持つ。
議論をつくした上で、明解に、後悔することもなく、
結論を出す自信を私は持っていない。

shinya