カナダだ〜  ⑥

暑くて暑くてたまらずカナダに脱出し、14℃のカナダで風邪をひき、涼しい19日間で生き返った。
そして、30℃の中に帰ってきた。もう日本には冬は無いのか…と思っていた。でも、今冬が始まろうとしている。
そんな日々の中、カナダのチビちゃんにクリスマスプレゼントを贈った。
また、カナダが蘇って来た。


ファーマーズマーケットに行った日があった。
活気が有って、土の臭いが有り、埃の臭いも有った。
百姓をしている人が、自分たちの手作り野菜を並べている。決して上品とは言えない。でも自信に満ちた声で売っている。
 従姉妹は言う。
「インド人や中国人、ベトナム人が百姓をして生計を立てている。住む所もまとまって住んでいるよ」と言った。
なんだか差別の雰囲気が漂った。
次にイタリアンマーケットへいった。ファーマーズとは全然違い、ヨーロッパの香りが漂っていた。おシャレなのだ。

従姉妹は急に小さく、卑下しているように感じられ、ちょっと情けなく見えた。
貧しい人種、お洒落な人種が混とんと混ざり合って生活しているカナダ。
自由に見える。でも、住み分けしているようなのだ。
世界中の人々が仲良く生きていくというのは、とても難しいのかなぁ。
プレゼントを贈ったちびチャン達も、どうか幸せに生きて行ってくれる事を祈らずにはいられない。  メリークリスマス

サンタクロース