音楽の持つ力


今朝は未明に起きてサッカーの決勝を観るつもりでいた、
2時半くらいから目をさまし,
まだテレビをつけるには早いので
FMを聴いていた。
ちゃんと覚醒していないので
半分夢見ごごちで聞いていた。
DJはまだ若そうな女の子である。
何か自分が今までに強く影響を受けた楽曲は何ですかというテーマで
リスナーからリクエストを受けつけているのだというのは
何となくわかって聞いていた。
そして私が大変影響を受けた曲はこれですという紹介の後
尾崎豊の「15の夜」がかかった。
サビの「盗んだバイクで走り出す」を聴きながら
これはやっぱり名曲だなと思い、
そうか彼の歌はこうして受け継がれていくのだなと考えながら聴いていると
「では最後に私の曲を聴いてください」という言葉の後その曲が始まった。
荒々しいアコギのイントロに続いて彼女の声が私の耳に飛び込んできた。
今までDJとして話していた声質とはまったく違う骨太の唄声だ。
その存在感のある声で超リアルな詩がばんばん私の頭に飛び込んでくる。
何と言う歌声、何という言葉、
私は完全に目が覚めた。
彼女の名前は「阿部真央、」曲名は「dead line」とメモにしっかり書き取った。
まだまだ私の知らない才能が日本にはある。
サッカーだけでなく新しい才能がいっぱい生まれ出でくればいい。
その中の何人かはきっと世界に通じる。

shnya