円空仏はみんな笑っている
円空仏に木っ端仏がある
円空さんは大きな仏像を彫った後の切れ端にも、木の神様が宿っている と思われ
木っ端で何万体と言うほど彫っているのだ。
その切り口の迫力は凄いものがある。ノミや斧で一気に彫っている。
そのスピード感が切り口にほとばしっているのだ。
小さな木っ端仏を戴いた
目鼻や口は彫ってないので私が帰って彫ることにする
その技法で彫り上がった大国様の像を戴いた
美しい木目の杉で50年物の木だそうだ。
持って帰り玄関の所に置かせてもらう。
ただそれだけなのに家中に木の香りが漂うのだった。
まるで
杉山に囲まれているよう。 M.Y