フランク永井は低音の魅力〜


知人からウクレレを教えて欲しいと言われたので
初めて手にしてみた。
弦が4本しかないのでコードが簡単に弾ける。
なんとも情けない音だと思っていたのだが
実際に弾くとなかなか愛嬌のある音が出る。
遠い昔、ギターを始めたころから
チューニングにはうるさかった。
自分の楽器の音も共演する仲間の音も
微妙な音のずれが気になった。
それが最近はあまり気にならなくなってきた。
ウクレレはいくらチューニングしてもちゃんと合わないのだが
それも一つの味のように感じる。
きっと自分の中で何かが変わったのだと思う。
音を感じる能力が衰えたのか、
それとも音楽に対する感性の許容量が増えたのか
どちらかなのかわからないが、
私は今の自分の方が好きである

shinya