ピサの斜灯?


もう春かなァ〜と思うぐらい温かな日差しの昨日、急に思い立ち、南港の野鳥園に行った。前から一度行って見たかった所なのだ。
南港は大阪の海側で、瀬戸内海に面していて、山口県岡山県兵庫県、大阪、和歌山と続く沿岸で、とくに大阪に面した所を南港と、一言で言う。
南港からは四国、九州、沖縄方面にたくさんのフェリーが出ている。
たまに海を見たくなったら南港に来る。
夏の夜などはドリフト族の出没、といったおまけも付いて来るがなかなか素敵な場所なのだ。
その一番南の先っちょに野鳥園はある。園…といっても網の囲いとか小屋とかは全然なく、人工干潟ではあるが野鳥の自然の姿が見れるのだ。
鳥から見れば人間が小屋に入っているようなものだ。
平日なので人はちらほらだったが、それ故に野鳥愛好家ばかりのようだった。
遠くに神戸のビル群が霞んで見え、大阪空港に降りてくる飛行機が見えたりして、なかなか大阪市もええもん作ってるやんか〜。
サギがいたりオオタカがいたりしてのどかだ。
2〜30羽の鳥の群れが旋回する。太陽に向かうと銀色に輝き背を向けると黒い影のようになる。き・れ・い!
ところが気になることが一つ。
島の先端にある小ぶりの赤い灯台が傾いているのだ。なんで? 意味あんのん?
事務所のひとに聞いた。
群れになっている鳥は浜サギといい背羽の色はこげ茶、胸毛は真っ白なので日に向かった時の色が違う、との事。それはよし!
灯台は?
灯台と言い太陽電池で発光するもので、いがんで(歪む、の大阪弁)いるのは、昨年の12/30の夜四〇〇〇〇トンの船が強風に煽られて根元にぶつかった とのこと。せやけど、太陽発電なので治さんでも光よるから治さないのです・・だって。  さすが大阪や。  さすがのM.Yもびっくりでした。