年賀状はいらんかね〜

一日二回郵便配達が来る。
何人かのローテーションでくるみたいで、若い人、中堅の人、女性の配達員も来る。
バッチリ大阪のおばちゃんの私はすぐに喋るのだ。
「ええ天気やねえ」とか「ご苦労さん」とか「気ぃつけて行ってね」とか声を掛ける。そして、いつのまにか道であっても挨拶してくれるようになっている。世の中皆友達…と思っているからな〜んにも困らないのである。
でも若くて、少しイケメンの配達員が来ると、ちょっと嬉しくなる???
でもね、この頃少し変わってきた。
配達員の様子が変わってきた。なんでやろ?  イヤに愛想がよすぎるのだ。
原因が分かった。
一人づつ年賀状の勧誘をするのだ。
「年賀状は何枚ぐらい書かれますか?
買いに来て頂かなくても持ってきますよ。」
「年賀状はいつから書きますか?ぜひ僕から買って下さい」とセールスをするのだ。
心細そうに上目遣いにセールスする姿に息が詰まる。
そして、一人の人に注文した。
その人は何も言わず、何時も笑ってくれる人だった。
大阪のおばちゃんはしたたかやで。
“民営化”という中途半端で訳のわからん改革(?)という誤魔化しも見抜いてるし。
サービス低下の民営化は利用者ばかりでなく、局員にまでしわ寄せが来てるのか。

民営化に負けるな!       M.Y