花に学んだこと


夏に友人からもらったリンドウが、
最初部屋の中で育てたためか、
暑さに負けて元気が無くなってしまった。
リンドウはその友人にとっては特別な花である。
せっかく気持ちと共に頂いたその命を
育てられなったのが悔しく思っていた。
暑さも峠を越したころ、家の外に出してみた。
毎日丹念に水をあげて、
元気になれと声をかけた。
そうすると不思議なことに段々と元気を取り戻してきたのだ。
そしてこの写真のように無事つぼみをつけた。
よかった!
こんなことも小さな幸せなんだろうな。
大きな幸せもいいが、
毎日こういうのがあれば
人はきっと生きていけるのだと思う。

shinya