やっぱりおもろい関西人


おとといから楽しみにしていた、白州次郎のドラマが始まり、
録画して見ている。
期待通りの出来であり非常に満足している。
次郎役の俳優や正子役の女優も適役で、
吉田茂の原田さんなんか笑ってしまうほど似ている。
色々と見せ場があるドラマではあるのだが、
一番衝撃的だったのは、教会で賛美歌を歌う場面である。
賛美歌461番を信者達が歌うのだが、
聞いていると何をいっているのかよくわからない、
どうも英語のようでもなさそうである。。
画面の下に現れた字幕を読んでやっとわかった。
何と全員がベタベタの大阪弁で歌っているのである。
これにはたまげた、驚いた!
あんまり面白かったのでここに書いてみる。

賛美歌 第461番

イエスはん わてを好いたはる
イエスはん 強いさかいに
浮世やいうたて 怖いことあらへん
わてのイエスはん わてのイエスはん わてのイエスはん
わてについたはる

何ともはや「そんなんあり?」としか言えない。
標準語版では「主、我を愛す」が「わてを好いたはる」、
意味に間違いはないが、ニュアンスの違いが相当にある。
もちろんNHKのことだから、
ちゃんと取材しているわけで、
当時の関西の教会では実際に歌われていたものと
思われる。
何でも自分達流にアレンジしてしまう、
関西人の面目躍如である。
もしこのころ使われていた讃美歌集とかあるのなら
是非とも見てみたいと思う。
一度図書館に行って探してみよーっと!

shinya