高松でうどん屋を探すのは少し時間がかかるという話し

高松のインターを降り、先ずは情報収集である。
コンビニに行くとあったあった、
かなり太くてりっぱな高松エリアのうどん情報本、
買うのはもったいないので目星をつけてメモる。
(コンビニの方、ゴメンナサイ)
さてそれからが大変だったのだ。
兎に角高松の人はのんびりしている。
時間に追われて急いでいる我々を無視して
ゆっくりと話してくださる、
話の途中でこの人はきっと知らないぞと思っても
話はずっと続く。
例えばこんな具合である。
私「すいません、この辺で何々という店を知りませんか?」
Aさん「うーんそんな店は聞いたことがないが
    この辺にはうどん屋はある。」
私「(うどん屋がいっぱいあることぐらい知っている)と思いながら
  住所はこうこうなんですが行き方わかりませんか?」
Aさん「住所は同じでもすごく近いときもあれば
    大変遠い時もあるのだ、それは行ってみないと
    わからない」
万事こんな調子である。
5人くらいに尋ねてどうもその店を探すのは無理だとあきらめ、
最後におじさんに「あなたのお勧めの店を教えてください。」と尋ね
やっと情報を得ることが出来たのだが、
店を教えた後もこちらとさらに話そうとされるのである。
「どこどこという店は新しいけれどあまりうまくない、
いつもがらがらである」
こちらにしたらもうそんな情報はいらない、
それよりも早く行ってうどんを食べたい、
しかしさらに話は続く。
「実は私も今日仕事が終わってから
うどん玉を5つほど買って帰るつもりなんだ。」
「ああそうですか、よかったです。」と訳の分からない返事をして
やっと私たちは立ち去るのであった。
でも優しく教えてくださった皆さん、有難う!

shinya